≪ 子猫の鳴き癖 ≫
猫の個性により鳴き声は特徴や癖も有ります。
子猫の気持ちを理解する事で、猫種による鳴き声の違いも理解しましょう。
何かを求めて猫は鳴きます。ゆったり静かな時は満足状態です。
欲求不満にさせ無い事で、子猫に鳴き癖を付させない様、注意しましょう。
子猫の欲求に鳴くから答えるのではなくあなたから子猫にコミュニケーション
を取る事の習慣付けが大切です。
原因が分からないのに子猫が鳴く時は、獣医師などに相談しましょう。
≪ 子猫に便秘は起こる? ≫
子猫が排便をしないのは、刺激を与えていないから?便秘ではないかも
知れません。子猫はひとりで排泄出来ません。
生後しばらくは母猫がなめてお尻を刺激する事で子猫は、排便等をもよおします。
飼い主(あなた)が代わりに、濡らしたガーゼなどで軽く触って刺激を与える事で、
母猫の世話がない子猫に排便などを促しましょう。
1日に1~2回が理想的な猫の排便です。それよりも少し多いのが、子猫の場合です。
< 排泄の異変は病気のサイン >
子猫のお腹が張ったり、膨らんだりする事が便秘に伴って起こる時も有ります。
基本的に殆どの子猫は、便秘をしません。
子猫のお腹が膨らむ原因は様々考えられます。
回虫の寄生、猫伝染性腹膜炎、腫瘍などの疾患、腹水などです。
動物病院へ連れて行き子猫のお腹が膨らむ原因を相談しましょう。
主に成猫に起こる毛玉が原因の便秘は子猫には殆どないです。
健康状態が良くない場合、子猫の排泄の異変は起こります。
排泄の時に声を出したり力んだり、呻いたりすると言った状態はトイレ
トレーニングが 済んだ子猫がトイレ以外で排泄した状態、尿の色が
いつもと違う頻尿や多尿子猫の尿の トラブルも要注意です 。
≪ 子猫の目は良く動く ≫
澄んだ輝きで健康な子猫の目はパッチリ開いています。
よく動く目で興味があるものは、見つめます。
まん丸になったり細くなったり三日月型になったりと日の明るさや興奮状態次第
で子猫の 黒目はくるくるとよく動きます。
子猫の健康状態に問題があると、ぼんやりした眼差しだったり、子猫の目に輝きが
ない事 が有ります。
涙目や白濁した目、目やにが酷く溜まっていたりしていたら子猫はどこか具合が
悪い かも知れません。 白い瞬膜も要注意です。
「瞬膜とは」目を開けて起きている時は通常隠れているものですが、体の状態
が良くない 病気や発熱などの時等は、ずっと出っぱなしになります。
< 子猫の目やにが気になったら >
子猫の目やにの状態は 目やには片目だか、両目なのか目を開きにくいような
目やにのせいで開けにくい瞼や 眼球に傷はないか、涙は出るか、調べましょう。
目が開けない、目やにが酷かった目の周辺に傷があったり青や黄色っぽい
目やにが見られたら細菌感染かも知れません。
動物病院に行きましょう。 2~3日様子を見て回復するようならば、それほど
心配は要らないでしょう。
鼻の病気が原因で目やになる可能性もあります。
猫ウイルス性鼻気管炎、猫風邪の疑いがあり子猫の両目に目やにが酷く溜まって
いる 場合も有ります。
瞼の内側の粘膜が炎症を起こして赤く腫れる結膜炎が起こる 猫ウイルス性
鼻気管炎も有ります。
子猫の健康を守るには、飼い主(あなた) です。
病気の早期発見には、子猫の状態や様子をよく観察しましょう。
子猫を守る為には、子猫の病気の早期発見が、非常に大切な事と
思われます。